【管理栄養士監修】コラーゲンは薄毛の救世主!?髪への効果を管理栄養士が検証

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「コラーゲン」を摂ると、肌がツルツルになる、美容に良いというのは有名ですね。

実際に化粧品やサプリメントに含まれていたり、市販のコラーゲンドリンクなど、現代の美容製品にコラーゲンは多く使われています。

そんなコラーゲンが髪にも良いのではないかという話を耳にしました。

確かに、コラーゲンはタンパク質の一種であるため、髪もタンパク質からつくられていることを考えると、薄毛への効果が期待できますよね。

今回は、コラーゲンと髪との関係について、管理栄養士が解説します。

コラーゲンとは?

コラーゲンは、タンパク質の一種で、私たちの体の中で最も豊富に存在する主要タンパク源のひとつです。

主に、皮膚、骨、軟骨、腱、筋肉などに多く含まれ、体の強度や柔軟性を保つ役割を果たします。

コラーゲンがあることで、肌の弾力性やハリを保ったり、骨や関節の動きを滑らかにしたり、筋肉の構造を支えることができるのです。

コラーゲンは、私たちの体の健康や若々しさを保つために必要なのです。

コラーゲンの種類

コラーゲンの種類は現在27種類が知られており、それぞれ体の異なる部分で特有の役割を果たしています。以下に代表的なコラーゲンの種類とその役割について、紹介します↓

コラーゲンの種類存在場所役割
I型コラーゲン皮膚、骨、腱、靭帯、歯最も多く存在するコラーゲンの種類です。強度と弾力性を補い、体の構造を支えます。
II型コラーゲン軟骨(関節軟骨、耳の軟骨など)関節の滑らかな動きとクッション的な役割を果たします。
III型コラーゲン皮膚、血管、内臓細胞組織の柔軟性と強度を維持します。特に若い皮膚に多く含まれています。
IV型コラーゲン基底膜(細胞の下層にある膜)細胞を支える役割があります。細胞組織の構造を保つのに重要です。
V型コラーゲン毛髪、胎盤、細胞表面、血管の壁毛髪のハリやコシを維持し、胎盤の構造を安定させます。
X(10)型コラーゲン成長する軟骨(特に骨端軟骨)骨の形成や成長を助ける役割があります。軟骨の成長と修復に関与し、骨の発育や骨折後の治癒を助けます。
VI型コラーゲン筋肉、腱、皮膚細胞組織の弾力性を保つ役割があります。
VII型コラーゲン皮膚皮膚の真皮と表皮をつなぐ役割があり、皮膚の強度を保ちます。
VIII型コラーゲン血管の内皮血管の内皮に存在し、血管の構造を支えます。

コラーゲンが薄毛にもたらす作用

コラーゲンは細胞組織の結合を円滑にしたり、組織の構造を支える働きがあります。また、一部のコラーゲンは髪のハリやコシにも関係していることが分かりました。

髪は頭皮の毛母細胞から作り出されるため、一つ一つの細胞を支えるコラーゲンは髪や頭皮の健康に重要といえます。

コラーゲンが不足すると、髪や頭皮の健康にも影響が出てくる可能性があります。コラーゲン不足による髪への影響を以下にまとめました↓

髪のハリ、コシの低下コラーゲンは髪の主要な構成要素であり、髪の強度を保つ役割があります。コラーゲンが不足すると、髪が弱くなり、切れやすくなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。
頭皮環境の悪化コラーゲンは頭皮の健康を支える成分でもあります。頭皮が健康でないと、毛根が弱まり、薄毛の原因となることがあります。コラーゲン不足は頭皮の弾力性や血流を低下させ、毛根に十分に栄養が行きわたらなくなる可能性があります。
ヘアサイクルの乱れコラーゲンは髪の成長をサポートする役割も果たします。コラーゲンが不足すると、髪の成長が遅くなり、髪のボリュームが減少することがあります。
髪質の低下コラーゲンが不足すると、髪が乾燥しやすく、ツヤが失われる可能性があります。

美容院に置いてある「コラーゲンマシーン」は、光線療法を利用して肌や髪の健康を改善するための美容機器です。このマシーンは特定の波長の光を使用して、コラーゲンの生成を促進し、肌や髪にさまざまな美容効果をもたらすことを目的としています。

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実験にて解明!「17型コラーゲン」と薄毛の関係とは?

年齢と共に薄毛が増加する背景には、コラーゲンの一種である「17型コラーゲン」の減少と毛包の縮小によることが解明されました。

東京医科歯科大学の研究チームが、マウスを用いて実験したところ、老化により毛包の幹細胞が損傷を受け、17型コラーゲンを分解する酵素が増加することを発見しました。

17型コラーゲンが分解されて減少すると、毛包が小さくなり、髪が細くなり抜けやすくなると共に、髪の成長サイクルが乱れるとされています。

同様の現象が人間でも確認されています。

「加齢による薄毛、コラーゲン減が要因 東京医科歯科大が解明」日本経済新聞参照

17型コラーゲンが減少する原因には、加齢、炎症、遺伝的要因、紫外線酸化ストレス栄養不足、ホルモン変化、病気などが挙げられるよ。

加齢など、自分でどうしようもできないこともあるけれど、紫外線や栄養不足など個々で改善できるところもあるので、できることから薄毛対策を始めていこう。

コラーゲンが不足するとどうなる?

コラーゲンが不足すると、薄毛だけでなく、肌の老化や関節痛、骨密度や筋力の低下など、様々な健康問題を引き起こすことがあります。

コラーゲンの生成や維持に必要な栄養素を摂取し、健康的な生活習慣を心がけることで、コラーゲン不足を防ぐことができます。

これをするとコラーゲンが減少!?NGな生活習慣

以下のような習慣は、体内のコラーゲン減少につながるリスクがあるため控えましょう↓

  • UVケア(紫外線ケア)をしない
  • タバコを吸う
  • 運動不足

UVケア(紫外線ケア)をしない紫外線はコラーゲンを破壊するため、日焼け止めを使用して紫外線から肌を保護することが大切です。

タバコを吸うタバコの煙もコラーゲンの生成を妨げるため、禁煙することが望ましいです。

運動不足:定期的な運動は、全体的な健康を改善し、コラーゲン不足を解消するのに役立ちます。特に、関節や筋肉に優しいエクササイズ(例:ウォーキング、ヨガ、水泳など)が推奨されます。

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コラーゲンを摂ろう!効率よく摂取する方法とは?

コラーゲンを効率よく摂取するためには、どのように気をつけたらよいのでしょうか?

そのためには、以下のような方法があります↓

  • 食べ物から摂る
  • サプリメントを使う
  • ビタミンCやポリフェノールを摂る

順番に詳しく見ていきましょう↓

食べ物から摂る:コラーゲンは、主に動物の皮膚や骨から抽出されるため、肉や魚の皮、骨を煮込んで作るスープなどにコラーゲンが多く含まれています。

サプリメントを使う:コラーゲンの粉やカプセルを飲むことでコラーゲンを補うことができます。

ビタミンCやポリフェノールを摂る:ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるので、オレンジやイチゴ、キウイなどの果物を食べるようにしましょう。緑茶や赤ワインに含まれるポリフェノール(レスベラトロールは、酸化ストレスを軽減し、コラーゲンの分解を抑制する働きがあります。

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まとめ

今回は、コラーゲンと髪との関係について、管理栄養士が解説しました。

コラーゲンは美肌だけでなく、髪や頭皮、体のあらゆる細胞に働きかけ、私たちの筋肉や関節、骨などを支えています。

コラーゲンがないと、筋力や関節、骨が弱ってしまうように、髪のハリ・コシも弱ってしまうのには納得がいきます。

コラーゲンは、体全体の部位の土台となっている大切な成分なんだと実感いただけたと思います。

コラーゲンを摂取することは、間接的に薄毛予防にも役立ちます。バランスの取れた食事やサプリメントの利用、適度な運動を組み合わせて健康的な生活を送ることが、コラーゲン維持の鍵です。

暑い時期は積極的にUV対策も行いましょう。

身の回りのことから、まずはできることを始めてみませんか。

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